【冷え性改善】「ぬるめのお湯にゆっくり」入浴法で身体の芯から温まると冷えにくい
私は41歳、女性で専業主婦です。20代の後半頃から、血行が悪く、特に手先や足先がいつも冷たい状態が続くようになりました。夏場は冷房の効いた部屋に長い時間いることが出来ず、冬はとにかく寒いので肩や首の部分が縮こまってしまい、肩こりに悩まされました。
育児が一段落して、冷え性改善のために「ぬるめのお湯にゆっくり」入浴法を試みる
寒さで寝つくのに時間がかかったり、途中で目が覚めることも多くなったので、睡眠時間をしっかりと確保するため9月下旬から翌年の4月下旬くらいまでの間、就寝時に電気毛布が欠かせなくなりました。
冷え性を自覚するようになった頃に結婚し、ほどなく出産したために、しばらくは育児で忙しく、冷え性を改善するために何かしてみよう、などと思う余裕もありませんでした。
それが、だんだんと子どもに手がかからなくなってきた頃、ある雑誌の記事にふと目がとまったのです。そこには「ぬるめのお湯にゆっくり」の入浴法で冷えない身体をつくることができる、というような内容でした。
もともと、独身の頃から温泉に行くのは好きでしたし、育児中は、ゆっくりお風呂に入る時間は自分の癒やしの時間でもあったので、これなら私にも出来るかもしれないと思い始めてみることにしました。
お風呂で温まった身体をが冷えないうちに、すばやく就寝
その入浴法について、具体的にお話しします。まず、服を脱ぐ前には、浴室内にシャワーをかけて室内を温めておきます。心身をリラックスモードに導いてくれるという副交感神経がもっとも働きやすい温度は、体温プラス2℃くらいだそうなのです。
お風呂の温度は38~40℃に設定するのが良いとのことでした。私の場合は40℃に設定をしました。ぬるめのお湯にゆっくり時間をかけて温まることで冷めにくくもなるそうです。
時間のないときは10分、可能であれば30分程つかっていました。のぼせやすい人は、肩の部分にタオルを掛けて半身浴でも良いそうです。
入浴後はすぐに、パジャマを着て髪を乾かします。お風呂で身体が温まっているからと油断すると、入浴前よりも身体が冷えてしまうことがあるそうなのです。そして、なるべく早く、記事には30分以内に就寝とありましたが、私はどうがんばっても最低1時間はかかってしまいました。
「ぬるめのお湯にゆっくり」入浴法で、冷え性改善を自覚
毎日は無理だったのですが、週に3~4日ほど、こうした入浴法を続けたところ、半年くらい経った頃から変化があらわれました。少しずつですが、血行も良くなり、冷えも改善してきたような自覚が出てきたのです。
具体的には、電気毛布を使用する期間が短くなったり、冷房の効いた部屋もそれほど苦にはならなくなりました。血行が悪くなると細胞に栄養や酸素がゆきとどきにくくなり、老廃物の排出も滞ってしまうと聞きました。
ですので、現在もこの入浴法を継続中です。また、筋肉量を増やすことで、血液を身体の隅々にまで送り出す力も強くなるそうなので、筋力アップのためにウォーキングも始めてみました。