冷え性改善・予防に生野菜は逆効果?発酵パワーでポカポカな毎日



冷えは万病の元と昔から言われてます。特に冷え性は季節を問わずとてもつらい症状です。冷え性を改善するのに食生活の見直しという言葉をよく耳にします。口にするものには、身体を冷やす働きのある食べ物、身体を温める食べ物があります。今さら聞けない知識として調べて見ました。

もくじ
1.身体を冷やす食べ物
2.身体を冷やす食べ物の主な特徴
3.身体を温める食べ物
4.身体を温める食べ物の主な特徴
5.夏野菜はなぜ身体を冷やすといわれているか本当の理由
6.冷え性改善、予防に生野菜は必要なのか
7.サラサラ血液に有効な発酵食品とは
8.発酵食品の効果
9.まとめ

身体を冷やす食べ物

野菜 :なす、きゅうり、トマト、レタス、白菜、大根、セロリ、ほうれん草、西瓜、かぶ、ピーマン、春菊、ゴーヤなど
キノコ:なめこ
穀類 :あわ、小麦、大麦、はと麦、そばなど
豆類 :大豆、豆腐、緑豆
果実類:バナナ、メロン、パイナップル、キウイフルーツ、みかん、レモン、柿、梨、マンゴー、パパイヤ、グレープフルーツ、缶詰の果物など
枝肉 :馬肉
水産物:あさり、カニ、タコ、カキなど
調味料:白砂糖、酢、香辛料、みりん、わさび、マヨネーズ、ドレレッシング、化学調味料、化学薬品など
飲料 :清涼飲料水、牛乳、緑茶、コーヒー、ビールなど
その他:スナック菓子、アイスクリーム、氷菓子、ようかんなど

身体を冷やす食べ物の主な特徴

◆水分が多いもの
人間をはじめとする生物の生命には、水は絶対に必要です。しかし、必要以上に多く摂りすぎると害になることがあります。あなたは、外気温が何度になったら暑いと感じますか。25℃超えると夏日、30℃超えると真夏日などと耳にしたことがあると思います。それを耳にするたびに今日も暑くなるなと想像します。しかし夏日や真夏日の外気温と同じ温度のプールに入ったら冷たくもしくはぬるく感じますよね。熱いというイメージは無いです。水には身体を冷やす作用があるからなのです。

◆南国もしくは夏が旬の食べ物
南国といえば、ハワイやシンガポール、セブ島、フィジー諸島などビーチリゾートを想像します。常夏の国〇〇なんてよく言われます。一年を通して平均外気温が23℃~28℃ぐらいなんて羨ましい限りです。そのような気候、日本では夏にあたります。暑さは個人差はありますが、長く続くと体力が消耗していきます。夏が旬の食べ物は、体内にこもった熱を放出する働きがあるのです。すなわち身体を冷やす作用があるということです。

◆やわらかい食べ物
パンやマヨネーズ、バターのように水分と油分が多く含まれているものは、体内に余分な水分を汗や尿で排出できないと、水分が滞留して身体が冷えてしまいます。

◆色が白に近い食べ物
人の顔が青白いと血色が悪く、具合が悪いのか何だか弱々しく感じます。食べ物も同じで青白い食べ物は身体を冷やします。
 

身体を温める食べ物

野菜 :ごぼう、カボチャ、にんにく、ニンニクの芽、人参、サツマイモ、にら、ネギ、自然薯、ラッキョウ、わけぎ、レンコン、生姜、高麗人参、シソ、タマネギ
山菜 :つくし、わらび、うど、よもぎ
キノコ:椎茸、舞茸
穀類 :もち米、黒米
豆類 :小豆、黒豆、納豆
果実類:りんご、サクランボ、プルーン、ぶどう、栗、梅、オレンジ、桃、クルミ、ライチ
枝肉 :羊肉(ラム肉)、鹿肉、鶏肉
水産物:鮭、かつお、サバ、イワシ、数の子、アナゴ、エビ、干しエビ、めんたいこ、ひじき
調味料:天然塩、酒、味噌、しょう油、七味唐辛子、豆板醤
飲料 :紅茶、赤ワイン、紹興酒、日本酒、ココア
その他:ゆで小豆、チーズ、ごま油、大豆油

身体を温める食べ物の主な特徴

◆塩分が多いもの
東北地方や寒い地域では、よく漬かった漬物や味濃い味噌汁など連想します。厳しい冬を越すには塩分を多く摂り身体を温めることが必要であったということですね。塩は物質の水分を放出させる働きがあります。よく漬かった漬物はまさにこれですね。関西は薄味、九州以南は甘口と塩分を感じなくしているのは、やはり気候が関係しているのでしょう。

◆地下で生育するもの
根菜類は、その物にエネルギーがあるため熱い太陽を避けるために地下へ伸びようとします。反対にエネルギーが無く冷たい性質のものは、太陽から熱を得ようとして地上で育ちます。

◆水分の少なく硬いもの
体内に水分が多く滞留すると身体が冷えてしまいますので、水分の少なく硬いものは身体を冷やさないことになります。

◆寒いもしくは涼しい気候の場所で収穫できるもの
果実はほとんどが身体を冷やす作用があるが、黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス地方原産のりんご、サクランボ、プルーン、ぶどうは身体を冷やさない。

夏野菜はなぜ身体を冷やすといわれているか本当の理由

夏野菜といえば、きゅうり、トマト、ナスがあります。夏野菜には利尿を促進するミネラルであるカリウムが多く含まれているので、排尿の時に身体の熱を奪うことから身体を冷やすといわれてます。

100gあたりのカリウム含有量
・きゅうり 約200mg
・トマト  約210mg
・ナス  約220mg
・にんにく 約530mg
・かぼちゃ 約450mg
・ごぼう  約320mg

上記はカリウムの含有量の比較です。身体を温める食材である、にんにく、かぼちゃ、ごぼうの方がはるかにカリウムが多く含まれています。夏野菜はカリウムが多いから身体を冷やすということが成り立たなくなります。身体を冷やすとされている夏野菜と身体を温めるとされている野菜の差は何なのでしょうか。

100gあたりのエネルギー量(カロリー)
・きゅうり 約14kcal
・トマト  約19kcal
・ナス   約22kcal
・にんにく 約134kcal
・かぼちゃ 約91kcal
・ごぼう  約65kcal

生命を維持するために、食べもからエネルギーを得ています。エネルギーは、身体を動かすための大切な源であります。キロカロリーという熱量の単位で表されます。すなわち食べ物は体内で熱に変わるということです。カリウムの含有量をにんにくときゅうりで比べると、にんにくはきゅうりの約2.7倍多く、エネルギー量では約9.6倍も多くなります。

したがって、きゅうり、トマト、ナスなどの夏野菜はエネルギー量が極端に少ないため体内で熱の発生が少ない、身体が温まらないということに結びつきます。、夏野菜はカリウムが多く含まれるので身体を冷やすのではなく、エネルギー量が少なく身体を温める作用が少ないカリウムの働きによって排尿時に熱を放出するため、身体が冷えると言うことではないでしょうか。カリウムのみにフォーカスして、身体が冷えるというのは間違った認識と私は感じます。

冷え性改善、予防に生野菜は必要なのか

夏野菜や生野菜は、身体を冷やすと言われてます。しかし、人間の身体は約70%が水分と言われてます。水分を意識しての食事が理にかなっていると感じます。生野菜や果物は水分を多く含みます。生野菜は身体を冷やすと敬遠されがちですが、野菜が持つ身体に必要な栄養素を積極的に摂る必要があります

冷え性は血行の不調が引き起こす症状です。血液は心臓から全身へ送り出され、身体へ熱や栄養分を毛細血管まで行き渡わたらせ、老廃物と交換してまた心臓へ戻ります。この循環をスムーズするためには、血液の質が大変重要です。サラサラな血液でなければ身体が温まらないということです。血液がドロドロであると血液を循環させるための心臓にかなりの負担をかけることになることと、毛細血管まで血液が十分入り込めなのです。

生野菜は身体が冷えるいうイメージが定着してます。それは鮮度を保つために、冷蔵庫で保管する文化になっているからです。しかし、一般的に八百屋の店頭ではほとんど冷蔵での陳列はされていません。これは家電メーカーの戦略が定着していると感じます。

生野菜を食べるときは、常温にする、よく噛む、旬の野菜を食べると身体が冷えるリスクを軽減できます。生野菜でサラサラ血液を手に入れ血液のめぐりを良くすることで冷え性改善、予防になります。タマネギやにんにくなどがポピュラーです。

サラサラ血液に有効な発酵食品とは

発酵食品で広く知られている食品は、納豆、ヨーグルト、チーズ、味噌、醤油、酢などがあります。発酵食品は食品が腐ったものという風に思われがちです。

腐敗発酵の共通していることは、微生物の活動によって生じる現象です。食品は時間共に微生物が作用して、見た目やにおい、味が変化して最終的には食べられなくなる現象が腐敗、微生物の活動により、食品成分が次第に分解していく現象が発酵です。腐敗は、肉や魚などタンパク質食品、米飯や果物類など炭水化物の多い食品など普通に見られます。

蒸した大豆に枯草菌を生やして納豆が作られる場合は発酵と呼び、煮豆を放置して枯草菌が生え、アンモニア臭やネトが生じると腐敗と呼ばれます。ヨーグルトやお酒のように糖質が分解されてアルコールと乳酸が生成される場合は発酵牛乳に乳酸が蓄積して固まったものは腐敗あるいは変敗と呼ばれる。

乳酸菌は身体に良いとされる善玉菌としてのイメージがあるが、包装ハムやウインナーなどでは、腐敗原因菌にもなる。腐敗と発酵の関係性は、微生物作用のうち人間が生活していくうえで有用な場合を発酵、有害な場合を腐敗と呼んでいる。人間の価値観で左右されることになる。

くさや、鮒ずしなど臭いのきついものも、微生物作用が認められるものであれば、それを好む人は発酵食品にあなり、好まない人は腐敗品になるということです。

発酵食品とは、微生物の作用で本来食品が持ち合わせなかった風味や有効成分をプラスして栄養成分が増した食品です。
参考資料:発酵と腐敗を分けるもの – 農林水産省

発酵食品の効果

腸の働きを活性化する
悪玉菌が多くなると血液が本来吸収しなくてはならない栄養や水分の吸収が出来なくなり血液が溜まりやすくなります。血液の流れが悪くなり血液が全身に行き届かなくなります。必要な栄養分を吸収できななると、エネルギー不足、健康的な血液が作り出せなくなります。発酵食品を摂ることで腸の働きを活性化し、エネルギーや健康な血液に必要な栄養分を吸収を手助けします。

サラサラ血液にする
血行が良くなり血液が身体の末端まで流れ渡り身体が温まります。酵素には体温を上げる働きもあります。

まとめ

◆身体を冷やす食べ物・温める食べ物を、過剰に意識することなく、季節を感じながら旬のものをいただく。
◆生野菜は、常温に戻して、よく噛んでいただく、熱を加えると栄養素が失われるので注意。
◆発酵食品は、加熱に弱く50~60℃程度で機能停止してしまいます。なるべく加熱しないことが望ましい。
◆効果があるからと言ってそれだけを大量にいただくのではなく、栄養バランスを意識した食生活が重要です。
◆サラサラ血液で血行の不調を改善して、いつもポカポカな身体を手に入れましょう。

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