冷え性体質は体臭が強くなるってほんとう?!


汗をたくさんかく季節がやってきました。汗が多くかくと体臭が気になりますよね。汗は何でかくのでしょうか?冷え性だと、いつも冷たいから汗はとは無縁なんて考えてませんか?汗をかきにくい体質でも身体のニオイが際立つことがあります。あなたは、スメルハラスメントになっていませんか?

もくじ

 

1.発汗は生命維持に必要な潜在機能

人間は恒温動物ですので、外部的環境、内部的環境を問わず体温は常に一定をキープしてます。身体の器官や細胞は約36度前後が最も効率的に機能します。外気温の上昇や運動、食事など代謝によって生まれる熱の影響を受けないように、汗として水分を排出、蒸発するときの気化熱で体温を一定に保っています。

人間の体温が約42度以上になると脳機能が衰退し、タンパク質が変質して生命の危機に瀕します。そのような状態にならないよう、汗をかいて体温を下げるという潜在機能が働きます。また、子孫を残すためのキッカケを演出する働きもあります。

 

2.発汗のメカニズム

汗は、エクリン腺アポクリン腺という2種類の汗腺から分泌されます。それぞれ分泌される成分・性質が違います。

■エクリン腺からの汗について
エクリン腺は身体のほぼ全体にあり、分泌される汗は皮膚の表面にある汗孔(かんこう)から排出されます。汗の成分は弱酸性で約99%が水分で、あとはわずかな塩分とミネラル類が含まれてます。状況によって発汗の作用が3種類あります。

温熱性発汗
気温上昇や入浴後、スポーツをした後に普通に汗をかきます。これが温熱性発汗と呼ばれます。重要な体温調整機能です。汗がかけない体質になると身体内部に熱がこもり、熱中症のリスクが高まります。

汗をかくと顔に球のような汗をかく人、背中にたくさん汗をかく人、胸元から汗が流れる人など汗を量はさまざまです。これは能動汗腺(機能している汗腺)と休眠汗腺(機能していない汗腺)があり、能動汗腺が多くある場所から汗を放出して体温を下げているということです。

能動汗腺と休眠汗腺は、生まれ育った環境によって違う傾向があるといわれてます。寒い地域では能動汗腺が少なく、暑い地域では能動汗腺が多い傾向があり、能動汗腺の数は、3歳までの発汗経験である程度決まるといわれてます。

汗を日常生活でかかない、多少の暑さで冷房に頼ってしまうと、休眠汗腺が増加していきます。全身からの発汗が難しくなり、発汗場所が偏り体臭のリスクも高くなります。日頃から有酸素運動や入浴でしっかりと汗をかく習慣をつけることが望ましいです。

精神性発汗
人前で意見を述べたり、面接や試験で緊張したり、憧れの人に会えたりするとドキドキした時など、緊張や興奮・不安・恐怖・驚き・精神的な刺激を感じた時にかく汗です。過去の悪い経験や体験を思い出したり、その場所に行くと、トラウマから不安が増大して、多量の汗をかくことがあるということです。

緊張したり、不安や恐怖を感じると、脳はアドレナリンというホルモンを分泌します。アドレナリンは身体を動かすために必要な筋肉の血管を拡張して血流量を増やします。筋肉がより多くのエネルギーを産生することが可能になり、運動能力が上がると同時にエネルギー消費も増えます。筋肉は常にエネルギーを産生続けると、体温が上昇します。体温の上昇に伴い発汗するのです。

精神性発汗を抑制するには、自律神経を安定させることが大切です。自律神経は交感神経と副交感神経あります。精神性発汗時は交感神経優位です。

呼吸がはやくなってますので、深呼吸を2、3回して呼吸を安定させたり、あまり気にぜず開き直りも時には必要です。物事の見方を少しかえるだけで、個人差はありますが、気持ちが落ち着くこともあります。

リラックスできるアイテムや空間、心がワクワクする趣味などで、副交感神経優位の時間を持つことで自律神経の安定を図りましょう。

味覚性発汗
食べ物が原因で汗をかくことを味覚性発汗といいます。韓国料理などの辛味は、味覚と痛覚の複合要素で発汗します。トウガラシの成分であるカプサイシンを脳は、痛み・刺激として感じてアドレアリンの分泌を促し、交感神経優位になり体温上昇により発汗が起こります。

人間の味覚は、低い濃度でも味が感じ取れる順番で苦味・酸味・塩味・旨味・甘味の5つが基本とされています。苦味は少量でも摂取すると生命に危険なもの、酸味は腐ったものと敏感に感じることで身体を守っています。塩味はミネラル類、旨味はアミノ酸、甘味はエネルギー源として生命を維持するために必要とされるため、しっかりと確保するために味覚の精度を緩めています。このように人間は潜在的に食べ物から身を守る機能を持っているということです。

苦味や酸味を感じると汗がでるのは、身体が危険と判断、ストレスとなりアドレナリンが分泌、交感神経優位で身体が興奮するためです。身体がストレスを感じて発汗するということで精神性発汗が起こります。味覚性発汗は、精神性発汗のキッカケと考えられますが、甘いものを摂取して発汗する仕組みはまだ研究段階のようです。

■アポクリン腺からの汗について
アポクリン腺は、身体の特定の部分、主にワキ・耳・乳輪・へその周り・デリケートゾーンなどに集中してます。毛穴から分泌されます。人間は芳香腺が退化していますが、本来哺乳類は芳香腺という縄張りやオスはメスを、メスはオスを惹きつけるフェロモン作用があるニオイを分泌します。個性的なニオイを生み出すことを目的とする汗腺です。アポクリン腺は生殖機能が発達する思春期から活発化され壮年期後半まで続きます。

汗の成分は、アルカリ性で発汗の状況で変わりますが水分が70~80%くらい、タンパク質・脂肪・尿素・アンモニアなどが含まれています。エクリン腺から分泌される汗よりも粘り気があります。ワキガのような刺激的なニオイはアポクリン腺からの汗の成分が変化して起きます。発汗のタイミングは性的興奮をした時に起こります。

 

3.汗のニオイ

汗はエクリン腺・アポリン腺ともに、汗腺から発汗する前は無臭です。ニオイの発生には、皮膚常在菌が関係してます。

■皮膚常在菌とは
健康な肌に日常的に棲息する細菌です。菌と聞くと不衛生や危険な感覚があります。食中毒やキズが化膿するイメージですが、皮膚常在菌にも、腸内と同じように善玉菌と悪玉菌があり、プラス日和見(ひよりみ)菌があります。善玉菌は健康を維持する働き、悪玉菌は害を与えると広く知られてます。日和見(ひよりみ)菌は、健康が維持されている時は、善玉菌と同じ働きをして肌の健康維持に貢献しますが、ひとたび悪玉菌が優勢になると、身体に害を及ぼす菌に変化してしまいます。

善玉菌
代表的なのが表皮ブドウ球菌等です。分泌された皮脂を脂肪酸とグリセリンに分解します。脂肪酸は酸性であるため、肌を弱酸性に保ち、うるおいや乾燥を防ぎ、アルカリ性で元気になる病原性細菌の増殖を抑制する働きがあります。

日和見菌
善玉菌と悪玉菌のバランスによって、優位の菌に影響される菌です。よく知られているのがアクネ菌です。ニキビ菌として一般的に知られてます。善玉菌優位の時は、表皮ブドウ球菌と同じ作用をしますが、思春期や食生活が動物性食品偏ったり、ストレスの影響で皮脂が大量分泌されると、アクネ菌が大量増殖して、炎症を引き起こしてニキビができます。

悪玉菌
皮膚がアルカリ性に転じると、がぜん元気になる常在菌です。代表的なのが黄色ブドウ球菌です。黄色ブドウ球菌と聞くと、食中毒を引き起こす猛毒な菌という認識があります。身のまわりに多く棲息しており、皮膚にも棲みついています。皮膚を洗いすぎてアルカリ性になるとかゆみや炎症を起こします。また切り傷を化膿させます。もちろん腐敗臭も発生します。

耐熱性のある菌ですので、加熱しても毒素は衰えません。切り傷を負った手で、調理した食べ物から食中毒になるメカニズムです。またとびひも黄色ブドウ球菌が原因です。

カビの一種のマラセチア真菌は背中や腕、肩、胸などにできるニキビの原因菌です。アクネ菌と同じように、皮脂を遊離脂肪酸とグリセリンに分解します。遊離脂肪酸が酸化すると、毒性がある過酸化脂質に変化して炎症を引き起こします。

■エクリン腺からのいい汗・悪い汗
エクリン腺からの汗は体温の上昇を防ぐ目的があります。汗は血液をエクリン腺が正常に機能することで、ミネラル分を再吸収して水分だけを取り出し放出します。エクリン腺が機能している汗は、ほとんど無臭でベタつきのないさらっとした弱酸性の汗です。これがいい汗です。

エクリン腺が機能していないと悪い汗になります。ミネラル分が再吸収されないと粘り気のあるベタベタな汗になります。体温を下げるための蒸発もしにくくなり、体温の冷却機能を果たせません。身体に必要な塩分やミネラル分が排出されてしまうため、脱水症状を引き起こしたり、熱中症などのリスクが高まります。

■エクリン腺からの汗が原因のニオイ
いい汗でも大量に汗をかくと、肌はアルカリ性に転じます。アルカリ性を好む皮膚常在菌が元気に活動が活発になり、時間の経過とともにニオイが発生します。

常在菌が皮脂や垢、角質等の固形物を分解するのに時間がかかります。汗がこもる足裏や股間、ワキの下などは、じわじわと汗臭さが発生します。

対策は簡単です。汗をかいたらすぐ拭き取る、保湿を怠らない汗を放置すると時間とともに雑菌が繁殖してニオイが発生、ニキビの原因にもなります。

汗をタオルなどで拭き取る時は、意外ですが濡れたタオル等で肌を優しく押し当てて汗を吸わせるようにすることが効果的です。濡れたタオルを使用することにより、肌の乾燥を防ぎます。

タオル等をこすりながら汗を拭くと、善玉菌が多く除去されてしまいます。すなわち肌の弱酸性が損なわれますので、肌のアルカリ性化が促進が懸念され、ニオイの発生を助長することにつながります。

悪い汗はエクリン腺が正常に機能していないため、ミネラル分が再吸収されず、べたべたなアルカリ性の汗です。悪玉菌の活動が活発化してニオイが発生します。

■アポリン腺からの汗が原因のニオイ
本来は、種の繁栄のために個性的な臭いを発して、異性を惹きつけるフェロモンの役割がありました。人間が進化する過程で嗅覚が退化し、性的欲求が視覚に変化したことにより、個性的なニオイが今では好ましくないニオイ、ワキガとして認識されれます。

アポクリン腺からの汗は、ベタベタ汗で、アルカリ性でタンパク質や脂肪、尿素、アンモニアなどが含まれてます。アルカリ性を好む皮膚常在菌の働きで、刺激の強いニオイを発します。

ワキガは遺伝するといわれており、ワキガでない人からすれば刺激臭ですが、毎日刺激臭の中で生活していると、嗅覚が慣れて、刺激臭を感じなくなります。自分ではワキガに気づきにくくなります。またストレスや不規則な食生活でもワキガを発症するケースもあります。

人種や文化によってワキガような体臭に関する意識が違うようです。日本人は10人中1人、白人は10人中8人、黒人は10人中10人がワキガ体質である研究結果があります。白人や黒人は、体臭を個性と認識して、フレグランスと体臭をマッチさせて香りを楽しみます。

日本人は、圧倒的にワキガ体質の割合が低く、毎日入浴する文化があり、体臭が無いことが清潔であるということが広く認識されているため、ワキガのような刺激臭は、無意識のうちに不潔の代名詞されてます。

■皮脂腺がワキガ臭を増強させる
皮脂腺は、エクリン腺と同じく身体全体にあります。また、アポクリン腺と同じように毛根とつながっております。数種類の脂肪酸を分泌し、皮膚常在菌が作用して、肌を弱酸性に保ち、うるおいを与え、肌の乾燥や刺激から守るバリア機能があります。

身体がストレスを感じると、交感神経優位になり、皮脂の分泌を促進させる男性ホルモン、アドレナリンが多く分泌されます。角質も厚くなり皮脂腺の導管が閉塞傾向になります。さかんに分泌される皮脂が皮脂腺の中で滞り、活性酸素により脂質は酸化されてニオイの原因物質が多く作られます

また、食生活も影響します。皮脂腺を刺激する食べものとして、揚げ物、スナック菓子、ナッツ類のような油っぽいものやケーキ―やスイーツのような糖分を多く含む食べ物動物性脂質などを多く摂取すると皮脂の分泌が促進されます。

アポクリン腺からの汗と皮脂腺から酸化された皮脂が混ざることにより、アルカリ性を好む細菌が増殖され、刺激臭が一段と強くなります。

 

4.冷え性は体臭を増強させる?!

体臭は汗を多くかく人が発するものと認識してました。常に身体に冷えを感じ、ほとんど汗をかかない冷え性体質が体臭を増強させるなんて考えてもみませんでした。

冷え性は、血行不良により身体中にうまく熱が循環しないために起こる症状です。血行が悪いということは、ドロドロ血液になっているということです。原因は慢性的な運動不足、水分補給の少なさ、偏った食生活、喫煙、ストレスなどが重なりあって引き起こされます

血行不良、すなわちドロドロ血液は、身体に必要な酸素や血液中の水分、栄養分が少なくなっています。また血中に疲労物質や老廃物が滞ってしまいます。体温の上昇を防ぐためにエクリン腺から発汗しますが、ドロドロ血液ではエクリン腺が機能せず、水分と一緒に身体に必要なミネラル分、疲労物質、老廃物が排出される悪い汗になります。

悪い汗は、なかなか蒸発しないため、身体は体温上昇を抑制するためにより大量のベタベタな悪い汗をかくことになります。疲労物質である乳酸はアンモニアの増加に影響します。よってアンモニア臭が発生することもあります。

血行不良すなわち冷え性は、自律神経のバランスが崩れ交感神経優位の継続すると起こる症状です。まだ研究段階ではありますが、多汗症の原因も血行不良と同じ交感神経優位で起こるといわれてます。

多汗症とは、エクリン腺からの汗ですが、体温の上昇を抑制する温熱性発汗、ストレスなどによる精神性発汗、食べ物の刺激からの味覚性発汗とは異なる過剰な発汗です。全身多汗症と手のひらや足裏、顔、頭、腋の下に大量の汗をかく局所多汗症があります。多汗症は体質ではなく病気です。専門医への受診をおすすめします。

局所多汗症の症状で大量に発汗するすることで体臭が拡張されます。エクリン腺から悪い汗が大量に排出され、腋の下ではアポクリン腺からの汗と混ざり、より強力な刺激臭となります。

冷え性体質で最も気になるのが、足のニオイです。人間の身体が急激な温度の変化で汗をかくメカニズムになっています。暑い夏、冷房に効いた部屋から外に出ると急激な温度変化で、冷やされた足から汗がでます。また冬は寒さにさらされた足をブーツなどで急激に温められるとブーツの中が汗びっしょりになります。

時間と経過とともに汗は引き冷やされます。かいた汗をタイムリーに拭き取ることが難しいです。血行が悪いため、ドロドロ血液でアルカリ性優位の悪い汗をかきます。皮膚の悪玉菌が元気に活動するため炎症を引き起こし、ニオイも強なります。水虫を引き起こすリスクが高くなります。

冷え性体質では、皮脂臭も強くなります。ドロドロ血液で皮膚に十分な酸素が供給されず、ターンオーバーの周期が乱れます。古い角質は毛穴で皮脂と混ざり角栓となります。

血行不良により、皮脂の分泌は交感神経優位で活発化されます。角質ははがれ落ちにくくなり古い角質で毛穴がふさがれてしまいます。皮脂腺は角栓でふさがれ、分泌した皮脂が酸化されて、刺激のあるニオイを放ちます。健康な皮膚であれば、角栓はターンオーバーと共に排出されます。

 

5.体臭を気にしない毎日を取り戻そう

■慢性的な運動不足解消
日頃から身体を動かすことを意識して、行動することが大切です。下半身を筋肉量増やして基礎代謝の向上を目指しましょう。血液を心臓へ押し返す第2の心臓を鍛えることが重要です。

速足や大股で歩くなど、簡単な運動から始めて、有酸素運動や無酸素運動を自分のやりやすい方法で継続的に行いしょう。
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■副交感神経を優位にする食事方法
食事の時間をたっぷり確保することで、より食事がおいしく感じ、リラックスした気持ちになると副交感神経が優位に傾きます。胃や腸が活発化、消化・吸収が促進され心身共に良い状態になります。満腹中枢が刺激されて、お腹が満たされると身体はリラックスモードになるということです。

◆食べものの質を考える
食事の時間を確保しても、ジャンクフードや揚げ物などの油っぽいもの、スイーツなどの糖分を多くもの、肉や乳製品などの動物性食品、ニラやニンニクなどの臭いのキツイ食べ物は体臭の原因となりますので、必要以上に食べないことが得策です。

体臭を軽くする、ビタミンCやビタミンE、ポリフェノール、βカロチンなど抗酸化作用のある食べものを、一緒に摂取することが望ましいです。ちょっとお金がかかりますが、サプリメントなどの併用もイイでしょう。

抗酸化作用により体内の活性酸素を抑えて、活性酸素による体臭の予防と血行促進を促すため、冷え性体質の改善も期待できます。ただし、手軽さゆえサプリメントがメインにならないよう注意が必要です。
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■身体をいつもキレイにする
入浴時の身体の洗い方次第で、身体の臭いが強くなることがあるようです。肌は弱酸性ですので、ボディーソープや固形石鹸も肌と同じ弱酸性がイイですね。加えて薬用で殺菌性があるともっとイイです。

ナイロンタオルは、ボディーソープで泡立ちがイイので重宝します。ナイロンタオルで、身体を洗う時は、ゴシゴシと強く洗わず泡で汚れを落とす、という意識をもつことが重要です。1回のふつうの入浴で、皮膚の常在菌は約8割洗い流されてしまいます。

皮膚の汚れを洗い流すことは必須ですが、ゴシゴシと強く洗うことで、皮膚の善玉菌が洗い流されます。約24時間後に再生されますが、悪玉菌が優位になると体臭が発生します。毎日入浴しているのに逆効果なんてこともあるようです。

ムダ毛処理などの脱毛も体臭対策になります。体毛に雑菌が繁殖すればニオイを発します。脱毛することにより、汗や雑菌の繁殖する場所が少なくなる。臭う確率が減るということですね。

■ストレスと上手につきあう
日常生活の中で、いろいろなストレスがあります。特に精神的なストレスが深刻化すると、血行不良等から自分の意志に関係なく身体に異変や不調が現れます。

リフレームという言葉があります。心理学用語なのですが、簡単にいうと物事の考え方の視点を変えて、もう一度考えてみるということです。精神的ストレスが蓄積すると、後ろ向きな思考になり自分を追い込んでいってしまいます。

現状の見方を変えることで、マイナス思考な自分を許し、マイナスな経験値を未来に向けてプラスにすることを考える。これを繰り返せば、柔軟な思考が身につき、気持ちが落ち着き精神的ストレスが軽減されるでしょう。

一般的にストレスを軽減するために、没頭できる趣味や身体を動かしたり、音楽鑑賞やティータイムでリラックス感が得られるなどといわれています。自分の考え方、思考を変えない限り、負の記憶がよみがえります。物事をリフレームすることはストレス回避には重要と考えます。

半身浴など時間をかけて入浴することで、気分転換になりリラック効果を感じます。半身浴はもともと心疾患の人向けに推奨される入浴方法です。心臓に負担をかけない入浴方法です。

汗を大量にかくまで半身浴を続けると、汗がなかなか引かず、体臭の原因になることもあり逆効果です。汗がにじむ程度までが目安です。

自分が心地よく感じるリラックス方法を早く見つけることをオススメします。

 

6.デリケートゾーンのケア

女性特有に悩みの1つにデリケートゾーンからのニオイがあります。経血やおりもの、汗、垢など様々な要因から発生します。周りの人になかなか相談しにくいことなので、常に清潔感を意識しましょう。

弱酸性のボディーソープやデリケートゾーン専用の石けんを十分泡立て、指の腹を使って優しく洗うことをオススメします。特に大陰唇や小陰唇、陰核包皮の付近は、垢や汚れが溜まりやすいところです。優しく入念に洗いましょう。また膣内は自浄作用があるので、入念に洗いすぎると、弱酸性が損なわれる可能性があり、、雑菌に感染するリスクがありますので注意が必要です。

ナプキンやオリモノシートなど、大は小を兼ねるなんていう考えで、必要以上に大きいものを使用したり、長時間の使用は通気性が悪化しますのでNGです。状況に合ったサイズのものを選び、頻繁に交換することが望ましいです。

身につけるアンダーウエアなどは、締め付けの緩いもの、通気性や吸湿性の高いを選ぶことで、臭いの一因であるムレを抑えることができます。

汗をかいてムレを感じたら、洗浄便座のビデでさっとリフレッシュ、また赤ちゃん用のおしりふきはトイレに流せるので重宝します。

アンダーヘアのお手入れにも気を配りましょう。お手入れを怠ると尿や分泌物が付着する可能性が大きくなり、雑菌が繁殖して臭いのもとになります。アンダーヘアには、Vライン・Iライン・Oラインと3つに分類されてます。

Vラインは比較的セルフケアが容易ですが、Iライン・Oラインは専門機関、いわいるプロにお任せする方が得策です。事前のカウンセリングなどで理解を深めてから施術という運びです。身体の中で特にデリケートで敏感な部分ですので、免疫力が落ちているときは施術は避けた方がよいでしょう。デリケートゾーンのケアは臭いの抑制のほかに、かゆみや黒ずみ予防につながります。

 

7.制汗剤で逆効果

主に脇汗対策に使うことの多い制汗剤、冷え性体質などで普段から汗をあまりかくことが無い方は、パウダータイプの制汗剤を使用すると体臭が強くなる可能性があります。

汗は、老廃物や毒素を排出する作用があります。普段から汗をかけない方は、老廃物や毒素が体内に滞留しています。パウダータイプの制汗剤は、汗腺をふさいで汗をさらにかかない状態にします。身体中の老廃物や毒素の濃度が増し、少しの汗でもきついニオイを振りまいてしまいます。自分の体質を把握して、自分に合った制汗剤を使用することが重要です。

 

8.まとめ

汗をかきにくい冷え性体質は、刺激的な体臭を発する可能性があります。改善には血行を良くして身体の新陳代謝を促進し、良い汗をかけるような体質に変えることが必須です。

「ローマは一日にしてならず」ということわざどおり、あきらめず継続して血行不良の改善に注力して冷え性体質から脱出しましょう。

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